水素を使った実験
水素というと、どうしても爆弾のイメージが強い。それ以外でも、エンジンや太陽など、爆発するもののイメージがあるから、どうしてもこれが体にいいという気はしない。だが、鉄分の不足が人体に悪影響を及ぼすように、水素が足りないとまずい、ということが、遠い将来に論ぜられるのかもしれないな。
水素の発生の実験は、実はかなり危険な実験であるらしい。うっかり教師が引火させてしまい、凄惨な爆発事故になったケースも少なくないんだとか。フラスコは割れると危険なガラス製だから、爆発で飛び散ったはずみで失明した生徒もいるんだそうだ。水素がそんな事故を招いたなんてニュースはほとんど聞かないが。
水素の元素記号はH。「スイヘイリーベ…」で始まる元素記号の暗唱は、若い頃、誰もがやったことだろう。文系人間の私はほとんどの元素記号を忘れてしまったが、一番最初であるHはさすがによく覚えている。H2Oが水だというのもだ。誰もが元素記号として、水素を親しみぶかいと考えていることだろう。
水素の爆発によって、太陽は燃焼している。その温度は、コロナの部分では100万度にまで達するらしい。だからこそ遠く離れた地球が温まるのだろうが、それにしてもすごいエネルギーだ。この水素のエネルギーを応用しようというのだから、人類の叡智というのはすごいものだと思ってしまう。

